⚫︎ アトリエ310 blog ⚫︎採用で伝わる写真の撮り方|服装・表情・立ち位置・背景の整え方
2026.01.06
採用ページで「この会社で働くイメージ」を伝えるには、文章だけでなく写真の力が欠かせません。
ただし、社員写真は“上手く撮る”以前に、「目的とルールを揃える」ことで見え方が整います。
この記事では、社内でも再現しやすい 服装・表情・立ち位置・背景の整え方を、チェックリスト付きでまとめます。
1. 採用写真でまず揃えるべき「3つ」
採用写真で大事なのは、写真1枚の派手さより、全体の統一感です。
特に、次の3つが揃うと“会社として整って見える”状態になりやすいです。
- 清潔感(背景・服装・光)
- 人柄(表情・目線・距離感)
- 仕事の実態(職場・作業・道具)
2. 撮影前に決める:目的・媒体・撮影リスト
撮影前に、ここだけ決めると当日の迷いが減ります。
目的(例)
- 「人柄・雰囲気」を伝える(採用トップ・社員紹介)
- 「仕事内容」を伝える(職種ページ・募集要項の補足)
- 「環境」を伝える(オフィス・工場・現場・福利厚生)
媒体(例)
- 採用サイト:横長/余白あり(見出しやコピーを載せる想定)
- 求人媒体:縦・正方形も必要(トリミング前提)
- SNS採用:縦中心(スマホで一瞬で伝わる構図)
撮影リスト(最低限)
- 社員写真(上半身・全身・仕事中の3種類)
- チーム写真(2〜6名)
- 職場写真(入口/会議/作業/休憩スペース)
- 仕事の手元(道具・製品・PC画面は情報に注意)
3. 服装:迷いをなくす「基準」の作り方
服装は「正解」を探すより、会社としての基準を決める方が統一感が出ます。
- スーツ:色味(ネイビー/グレーなど)とシャツの白を基本にする
- オフィスカジュアル:トップスの色数を絞る、柄は控えめ
- 作業着:汚れ・ヨレの確認、ロゴや名札の写り方を揃える
ポイント(運用)
撮影前日に「OK例/NG例」を社内共有すると、当日の修正が激減します。
4. 表情:自然に見える指示の出し方
「笑ってください」だけだと固くなりやすいので、指示は具体的にします。
- 口角だけ上げる → 目が笑わないことがある
- おすすめは「一度まじめ→最後に一言で笑う」の順で撮る
- 声かけの例:
「いったん普通の表情で」「目線だけカメラへ」「最後に、いつもの“挨拶の笑顔”でお願いします」
5. 立ち位置・ポーズ:失敗しない型(3パターン)
採用写真は、ポーズのバリエーションより「使いやすい型」を揃える方が便利です。
型A:正面+上半身(社員紹介の定番)
- 背景はシンプル
- 肩の力を抜いて、体は少し斜めでもOK

おすすめ用途:役員紹介/代表挨拶/会社案内の“顔”に使いやすい
型B:少し斜め+小物(“仕事感”を足す)
- ノートPC/タブレット/工具など(社外秘に注意)
- “持ち方”を揃えると統一感が出る

おすすめ用途:若手社員紹介/営業・企画など“オフィス職”の紹介に使いやすい。
型C:職場背景+腕組み/手元(職人・現場系に強い)
- 背景に「仕事の現場」が入る
- 主役が埋もれない位置に立つ(壁から少し前へ)

おすすめ用途:現場力・職人性・“仕事の空気”を伝える点に向く。
6. 背景:白背景と職場背景の使い分け
背景は役割分担で決めると迷いません。
- 白背景:社員紹介、役員紹介、会社案内(トリミング耐性が高い)
- 職場背景:仕事内容、強み、現場の空気(説得力が出やすい)
7. (注意)公開前に確認したい:個人情報と写り込み
ここは撮影テクニックではなく、運用の確認項目です(個別案件の適法判断は専門家確認が必要です)。
カメラ画像・顔特徴データ等は個人データに該当する場合がある
個人情報保護委員会は、カメラ画像・顔特徴データ等が個人データに該当する場合の安全管理措置について整理しています。
実務では、少なくとも「公開範囲」「保管場所・共有権限」「削除ルール」「本人同意の取り方」を社内で決めておくと運用事故を減らしやすいです。
「写り込み(付随対象著作物)」という考え方がある
文化庁は、写真撮影に付随して写り込む著作物(付随対象著作物)の扱いについて解説しています。
実務では、掲示物・キャラクター物・ポスター・他社ロゴなどは「写さない」ルールに寄せる方がトラブル予防になります。
8. まとめ:当日チェックリスト
最後に、撮影当日にこれだけ見ればOKのチェックです。
- 目的と媒体は決まっている(採用トップ/社員紹介/仕事内容 など)
- 服装の基準が揃っている(色数・柄・清潔感)
- 背景が整っている(私物、貼り紙、段ボール、配線)
- 光がきれい(顔が暗くない/影が強すぎない)
- 1人あたり「①正面上半身 ②少し斜め ③仕事感カット」を撮れている
- 公開範囲・同意・写り込みの確認ができている
社員写真は、撮影技術よりも「基準」と「型」を揃えることで、採用ページ全体の印象が整います。
まずは本記事のチェックリストを社内で共有し、次回の撮影から一つずつ揃えてみてください。
アトリエ310では、採用向けの撮影設計(撮影リスト作成・服装/背景の統一・当日のディレクション)から撮影まで一貫してサポートしています。目的や媒体に合わせてご提案しますので、お気軽にご相談ください。
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